風水では方位(方角)というものが大変重要な判断基準となっています。
風水では、各方位を8つの方角(八方位)である北、北西、西、南西、南、南東、東、北東に分けて考えます。
その根本には陰陽五行説があり、これを元に通常は、「本命掛」と呼ばれる人それぞれの吉凶方位と、「宅卦」と呼ばれる住んでいる住居の吉凶方位を鑑定し、それらを組み合わせて吉凶方位を判断することになります。
■八方位の意味
方位 (方角) |
意味 |
北 |
冬の方位で、生命の誕生や、機会を待って我慢するという意味をもちます。 |
北西 |
冬の方位で、壮年期の権力、力強さを意味します。 |
西 |
秋の方位で、実りや収穫が豊かになり、祝いの祭りなども意味します。そのため、金銭運や社交運が高まります。 |
南西 (裏鬼門) |
晩夏から初秋の方位といわれています。物事を成すには時間がかかりますが、実りを得る為の地道な努力を続ける際に大変良い方位です。 |
南 |
夏の方位といわれ、夏の光の下で先の見通しが立つという意味があります。 |
南東 |
晩春から初夏に移り変わる方位です。物事が明らかになり、成就や完成といった意味があります。 |
東 |
春の方位といわれ、新たな物事の始まりという意味があります。 |
北東 (鬼門) |
晩冬から初春の方位といわれています。そのため、変化や節目、改革といった意味があります。 |