当たり前のことですが、賃貸アパートであろうが購入したマンションであろうが、集合住宅に住むということは、他人と同じ敷地、同じ建物の中で暮らすということです。
言い換えれば、自分の部屋の壁は、隣に住む方の壁でもあり、自分の部屋の床は下階の方の天井になります。また、部屋以外の共有スペース(階段や駐車場など)も自分たちのものではなく、みんなで共有しているということです。
■賃貸物件には最低限のマナーと我慢が必要
だから、共同住宅に住むという時点で、ある程度周りの居住者の生活音はするものだという覚悟や、他人の行動に対する我慢も必要になる場合があります。逆に言えば、自分自身も生活音を出して暮らしているのだから、少しでも近隣の方に迷惑をかけないようにしなければなりません。お互いに最低限のマナーを守るという意識を決して忘れてはいけないのです。
■賃貸物件にはトラブルが多い
もしかしたら、今このサイトを見ているあなたは、トラブルになんて遭遇した経験がなかったり、はじめて実家を離れて新しい生活を始めようとしている方で、トラブルによるストレスなんて全く想像がつかないかもしれません。
しかし、現実の世界ではアパートやマンションでの騒音トラブルや、共有スペースを酷く汚されて嫌な思いをするなどというトラブルが多々あります。その内容も千差万別であり、対策も容易ではありません。
ひどい場合は、被害を受けている方は不眠や精神不安で病院に通ったり、最終的にはストレスで引越しを決意する方が多いのも事実です。また、引越しをすることで解決すればまだよいのですが、稀に傷害事件などのきっかけにもなってしまっていることもニュースなどで見かけたりします。
■賃貸物件を探す場合は細心の注意が必要
しかし、集合住宅と言えども、自分の部屋は、勉強や仕事で疲れた身体を癒す空間でなくてはなりません。快適で落ち着ける場所でなくてはなりません。だからこそ、新たな部屋を探すときには様々な基礎知識と十分すぎるほどの注意が必要なのです。