■入居申し込み
気に入ったアパートやマンションが見つかったら、十分検討を行った上で入居の申し込み意思があることを不動産会社へ連絡しましょう。連絡をすると、不動産会社からは入居申込書というものを渡されます。
書類(入居申込書)の内容は物件や管理会社によって多少異なりますが、一般的に借主(アパートやマンションを借りる人)の「現在住所」「氏名」「電話番号」「勤務先」「勤続年数」「年収」などを記載します。また、連帯保証人となってくれる方についても同様の情報を記載することになります。
■連帯保証人について
賃貸契約の連帯保証人は、両親や兄弟、祖父母などの血縁関係がある人で、できれば2親等以内が良いでしょう。ただし、連帯保証人という名前の通り、借主が家賃を滞納した場合などに変わりに支払いをしてもらわなければならないので、支払いが困難と予想されてしまう方(兄弟などでまだ働き出して2〜3年の若い方など)であると、審査に落ちたり、別の方を保証人にするように言われる場合もあります。
また、申し込みの際、申込金(預かり金)として数千円〜数万円が必要となる場合があります。通常このお金は契約金の一部となりますが、そうならない場合もありますので、払う際に確認しましょう。また、入居審査で落ちたり、契約をキャンセルしたい場合に、このお金が返金されることも合わせて確認しましょう。
■入居審査
入居審査は、大家さんや不動産会社の方が、借主の収入や勤続年数、保証人に対する条件などから家賃を滞納する恐れがないことなどを検討します。
大家さんによっては、新婚さん希望とか、独身者は不可など、こだわりの条件がある場合もあります。二度手間にならないように、申し込みをする前に特別な条件があるか確認しておくのも良いでしょう。
また、部屋探しをしている段階から、不動産会社の方はあなたの態度や口調も見ており、ある意味人柄が入居審査の対象となっていることも忘れないでください。例え収入や職業に問題がなくても、言動がおかしかったり、隣人とトラブルを起こしそうと思われたら、それが理由で入居を断られる可能性もあります(それが理由で断られる場合は、おそらく別の理由を適当に並べられてしまうかと思います)。
■必要書類提出
一般的な賃貸契約に必要な書類は、入居者(借主)の住民票、収入証明(源泉徴収票)、保証人の印鑑証明、連帯保証契約書、火災保険申込書、重要事項説明書への署名などが必要です。
また、契約完了の時までに用意する契約金
(入居時の費用)も同時に支払う必要があります。