また、重要事項説明書には、物件名称、所在地、構造、広さ、禁止事項(注意事項)、家賃、管理費(共益費)、契約期間と更新条件、解約予告、更に退去時の費用(借主の負担)についてなど、その名の通り重要な事柄が記載されています。
宅地建物取引業法によって、不動産業者が契約前の借主(不動産の買主)に対して重要事項の説明することが定められており、その証拠として借主が同書類に署名・捺印をします。
賃貸契約の場合、実際には契約書を提出する際に重要事項説明書書の内容を説明されることが多いようです。その為、その契約の場では流すように説明をされてしまうことが多く、内容が分からない(把握できない)まま捺印してしまうことになり、後々のトラブルの原因(原状回復義務と敷金トラブル)にもなります。