特に賃貸物件(マンションやアパート)に引越しをする場合などは、確実に入居可能となる日(鍵を渡してもらえる日時)を不動産会社の方に確認しましょう。
入居日が決まらないと、現在住んでいるアパートやマンションの解約日(退去予定日)、そして引越しをする日が決められません。
特に、引越し業者に引越し作業を依頼する場合は、引越しの日時や、予約を入れるタイミングの早さによって引越し代金(費用)も変わってきます。少しでも引越し費用を安くしたいと考えている方は、まず入居可能日がいつなのか明確にしましょう。
入居が可能となる日(新居が賃貸の場合は部屋の鍵を貰える日)が決まったら、それを元に引越し方法と引越し予定日を決めましょう。
新居が賃貸物件の場合、引越し予定日は入居可能日の数日後程度を目安に考えると良いでしょう。私が数日後をお勧めする理由は下記ような理由からです。
1.入居可能日がずれても損失が発生しないようにするため
例えば、賃貸物件では鍵の交換や部屋のクリーニングが必要となりますが、何かの手違い(業者のミスなど)で鍵を入手できる日や時間帯がずれてしまうことが稀にあります。鍵を受け取れる予定だった日(時間帯)に引越し業者が荷物を運び入れられなかったりすると、荷物を預かってもらう費用と、再び荷物を運搬して貰うための予約(費用)が発生してしまうかもしれません。
2.部屋の状況を確認するため
新築のマンションや家を建てた場合は気にする必要はありませんが、新築でない賃貸物件の場合は荷物搬入前の状況確認が重要です。部屋の状況(例えば、汚れや傷の有無、部屋の備え付け備品の故障があった場合など)によっては、荷物を運び入れる前に修理依頼や現状確認を不動産会社へ連絡しなければなりません。また、荷物を運び入れる前の方が傷が元々付いていたという証拠にもなります。それから、自分で掃除(ワックス掛け、雑巾掛け、消毒)をしたい場合も荷物がない方が楽にできますね。
3.レイアウトの検討のため
窓やコンセントの位置を含めてのレイアウト(家具の配置)を検討しておくことで、荷物の搬入時に無駄な労力を少なくできます。また、カーテンを購入する為の窓枠の大きさの測定なども引越し前に行っておければ、引越し当日にカーテンなしで過ごすという状態も避けられます。