引越しの方法(運び方)として大きく分けると、自分で運ぶ方法、引越し業者に依頼して運んで貰う方法がありますが、それぞれメリット/デメリットがあります。
ご自身やご家族の状況、費用(お金)、時間、労力など、幾つかの条件を複合的に判断して、最適な引越し手段を決めることが引越しで失敗しないコツです。
日本最大級の不動産情報サイトHOME'Sが運営する安心・お得な引越し会社比較サイト HOME'Sなら引越し料金最大50%オフ! HOME'S引越し見積もり
■自分で運ぶ(一人で運ぶ)
最も費用がかからない手段で、荷物が少ない場合は非常に有効です。しかし、レンタカー(トラック)などが必要となり、荷物の運搬にかかる時間が多くなります。
1K/1Room(ワンルーム)などの一人暮らし(単身者)や、引越し距離の短い方(複数回に分けて運べる方)向きです。但し、トラックの運転に慣れていない方は、高さや荷物の重心を考慮しにくいために事故を起こしてしまうケースもありますので、運転には十分に気をつけてください。特に、普段乗用車に乗っている方は、看板や高さ制限のある場所でこすってしまうことが多いので、気をつけてくださいね。
それから、自分で運ぶ場合、レンタカーなどの運ぶ手段にばかり着目してしまいがちですが、部屋の搬出、搬入作業には十分気をつけてください。壁に穴でも開けようものなら、思わぬ修理費用が発生してしまいます。引越業者さんに最初から頼んだほうがコストも安く、時間や手間もかからなかったなんていう状態もありえます。
また、新居までの引越し距離が遠く、荷物がトラックに乗りきらない場合は、宅配便を利用するのも一つの手ですね。私も学生時代は荷物(本や雑貨をダンボールへ詰め込んで)をコンビニへ運んで宅配して頂きました。でもコストがかかるのでこれは最終手段かもしれませんね。
■自分で運ぶ(友人と運ぶ)
基本的に一人で運ぶ場合と同じですが、何点か意識しておかなければならないことがあります。
まず時間的には一人で運ぶよりも労力がかからないので時間が短くなるというメリットがあります。 友人との関係にもよると思いますが、普通は最低限のお礼をすることになり、一般的には食事をご馳走したりすることになると思いますので、その分の出費などはかかります。
ここまでは特に良いのですが、問題となるケースは、荷物が破損したり、壁や床などを傷つけてしまった場合です。 業者であれば、保険(保障)で万が一の損害に対応して頂けます。 しかし、友人に手伝って貰う場合は、双方の意識が「お礼をする/お手伝いをする」程度でしょうから、その損害を誰が負担(修繕費用を誰が払うのか)が明確ではありません。 状況によっては、友人関係がギクシャクしてしまうかもしれません。このような心配があるので、一人(もしくは家族だけ)で運べないのであれば、はじめから引越し業者に頼むことを検討された方が良いかもしれませんね。
■宅配業者を利用する
大手の引越し業者さんに頼むよりも非常にコストが安くなるのがメリットです。引越しパックというサービスをされている業者さんもありますね。
私自身も一人で引越しをする際に利用した経験があります。現在も同じかわかりませんが、当時は結構荷物の梱包もなく、詰め込めるだけ 詰め込むという方法で、かなり手荒い印象を受けました。
新品の冷蔵庫にも少しキズがついてしまい大変腹立たしかったのですが、後々気付いたこともあり文句を言えませんでした。高価な家具や壊れ物がなかったことと、距離が遠かったのに費用が安かったことだけが救いでした。
■引越し業者に頼む
費用(コスト)が一番高くなりますが、運搬時の荷物の破損や搬入時の壁や床への破損の可能性が最も低くなり、保障もあるので安心です。但し、業者さんの規模や、サービス内容、技術力など、かなりバラつきがありますので見極めが大事です。
中規模の引越し業者さんの特徴
皆さんがよく耳にするような名前の知れた大手業者さんに比べ、2〜4割位安くなるようです。搬送時に梱包せずに運んでしまうような家具もあったりしますので、契約する前に確認してください。また、事故や搬送中に発生した家具の保障などがあまり良くない業者さんもいますので、そういった点も考慮や覚悟が必要です。
大規模な引越し業者さんの特徴
費用はやはり高めですが、それだけに充実した保障やサービス内容が豊富で、丁寧な作業が特徴です。費用を抑える為に荷物の梱包、荷解きを全て自分で行うコースや、荷造りも含めて全てお任せするコースなど色々業者さんごとにあると思いますので、見積もり時に確認してください。
また、引越し業者の見積もりをされる場合は、是非運搬作業をされる方についても、確認をされた方が良いと思います。実は私自身が大手の某業者さんでアルバイトをしていた経験があります。荷物の持ち方や、注意点の説明も全くないままいきなり現場に行かされ、正社員の方と同じ作業を初日から行いました。
引越し作業は力自慢というだけではできません。持ち方一つで安定感も、力の使い方も違います。壁や床にこすらないようにする為のコツ(経験)と筋力が非常に重要なんです。お客様目線でみると、正直高いお金を払っているのに、不慣れなアルバイトがいる業者には任せたくないですよね。一方、某業者さんでは、いきなり現場に行かせるようなことはなく、研修所でしっかり修練した方だけが、お客様の荷物を運ぶように徹底した研修をされているようです。
日本最大級の引越し見積もりサイトはこちら HOME'S引越し見積もり 130社から一括引越し見積もり
■引越し費用を抑えるポイント
引越し費用の見積もりは、必ず複数の引越し業者で取りましょう。
業者の営業の方がどんなに良い言葉を並べても、その場で契約することは避けた方が無難です。
できればサービス内容の良さそうな業者さんに、価格の一番安い業者さんの言い値を引き合いに出して交渉できると良いですね。
また、費用を抑えるポイントとしては、できるだけ土日、祝日は避けた方が良いでしょう。
まず土日を希望と伝え、費用を聞いてから、他の平日にしたらどれ位下がるかを聞くのが良いかもしれません。平日で予定の入っていない場合は、営業さんも予約を入れる為に結構値下げを検討してくれます。
■引越し業者、レンタカーの手配
引越し業者の場合、最低でも2週間前には予約を入れておかないと希望日に引っ越せない可能性が高くなります。特に引越しシーズン(3〜4月)は可能な限り早めに予約を入れるのが良いでしょう。また、転勤の多い9月から年末までも比較的込みやすいのでお早めに。
|