一日で引越しを完了させようとする場合、引越し当日は非常に忙しく、あわただしい一日となります。
少しでも効率よく引越しを進めるために、予め1日のスケジュールや確認内容をメモ帳などへ書き出しておくことをお勧めします。
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■引越し開始前
予め手荷物として運ぶ予定の荷物(特にお金、通帳、貴金属など)、業者に運んでもらう荷物、廃棄予定の荷物(粗大ゴミ)などが、明確になっていることを再確認しておき、引越し業者が間違って荷物をトラックへ積み込まないように分離しておきましょう。
■荷物の搬出、搬入
一般的には引越し業者が到着したら料金の支払いを済ませた後に、部屋からの荷物の運び出し(新居への荷物の運び込み)が開始されます。
業者が荷物の搬入搬出をしている最中は、基本的に依頼主は何もする必要はありません。
邪魔にならない位置で、作業が完了するのを待ちましょう。ただし、何もすることはないと言っても、作業には常に目を配り、荷物が壊されてしまったり、床や壁に傷が付けられていないことを監視しておくことを忘れないようにしましょう。
新居への荷物の搬入が済んだら、荷解きをする前に、必ず荷物が全部揃っていることを確認しましょう。
ダンボールの数や荷物の種類など、部屋から運び出す前に予め数をメモで残しておくと確認も容易です。
■床や壁のキズの確認
引越し業者に依頼した場合、床や壁には傷を防止するためのダンボールや緩衝材を必ず設置してくれます。
しかし、相手も人間なので、ミスは絶対にないとはいいきれません。
万が一傷が付いてしまった場合には、引越し業者の保証で修繕して頂けますが、誰が付けた傷なのかを明確にしないと、部屋の修繕費用を敷金から支払わなければならなくなってしまいます。
引越し開始前と終了後で、必ず床や壁のキズの有無を確認し、そのキズが元々あったものか、荷物の搬入搬出作業中に付いたものなのかを明確にしましょう。
そのようなトラブル対策を徹底している大手の引越し業者の場合は、目立ったキズがあった場合は、荷物を運び出す前に必ず私たちにチェックするように言ってきますので、比較的トラブルは少ないかと思います。
しかし、小規模な引越し業者に依頼する場合や、友人知人が荷物を引越しを手伝ってくれる場合は、キズを付けたことを隠そうとしてしまう人もいます。
引越し業者や方法を決める場合には、このようなリスクも十分考慮しましょう。
■退去する部屋の掃除
部屋の明け渡しをする前に、一通り部屋の目立った汚れは落とすことが敷金返納額を減らさないようにする手段です。
ポイント:
・壁や床の穴などは、市販の補修材で十分目立たなくなりますので、早めに修繕しておきましょう。
・床はワックス掛けまでは必要ありませんが、ツヤ出し専用の洗剤(クリーナー)などで綺麗に雑巾掛けをしておくと、それだけで印象が良くなったりもします。
■新居の部屋の掃除
新居は荷物の搬入前の方が部屋の掃除がしやすいので、荷物が到着する前に終えておきましょう。可能であれば、引越し予定日の数日前に掃除をしましょう。フローリングは一通りワックス掛けをしておくと便利です。
部屋の掃除をする際には、部屋のキズの有無や備品の故障箇所も確認し、必要があれば日付が入る写真を撮っておいて、管理会社(不動産会社、大家さん)へ連絡し、修理の必要があれば引越し前に対応してもらえるように依頼しておきましょう。