引越し業者が独自に定めているプランの内容によっても大分差がありますが、一般的には、引越し予定日、時間帯、荷物の量とトラックの大きさ、業者の作業人数、引越し距離、建物の階数(構造)などによって変わります。
引越しのプラン
引越し業者へ荷物の運搬を依頼する場合に、できるだけ安い料金で行いたい場合は、幾つかの方法があります。
当然ながら、引越しのプランはできるだけ業者へ依頼する作業が少なくなるように、荷造りと荷解きなどは全て自分で行うプランを選びましょう。
引越しの日にち
次に、引越しの日にちですが、依頼が殺到する土日や祝日は避けることが重要です。もしも平日で多少の日付変更ができる状況であれば、引越し業者側の予約が入っていない平日にすることで、更に料金を割り引いていただける可能性もあります。是非交渉してみましょう。
また、引越しシーズンと呼ばれる時期になってしまう場合は、1日でも早く見積もり依頼と予約を進めることが重要です。既に業者側で予約が多く入っている日へ、無理やり予約を入れようとするとかえって料金が割り増しになってしまうこともあります。
引越しの時間帯
日にちだけでなく、時間帯も大きく料金へ関わりがあります。引越しの荷物運搬を午前中(朝一)で希望する方は多くいらっしゃいます。その理由は、引越しの開始時間が確定しやすいこと、午前中に荷物の運搬が済んでしまえば、午後は片付けや荷解きに時間を割けることなど、幾つかのメリットがある為のようです。
もしも、あなたが、引越し予定日以降にある程度、時間に余裕をもてるのであれば、午後の便、夜の便など、業者にお任せということで時間を選択すると料金を下げて頂ける可能性が高くなります。
ただし、お任せをした場合には、自分より前の引越しをされるお宅の進捗度合いや道路状況などを含めて、時間にかなり差がでてしまいます。中には、あたりが真っ暗になってから荷物を運び出すという羽目になってしまい、一日何もできなかったという経験談もありますので、それが嫌ならば、金額よりも時間を重視された方がよいでしょう。
荷物を減らす
見積もりをされる前に、できるだけ余分な家具や不要な荷物を捨てて廃棄しておき、運ぶ荷物を減らすことも料金を下げる手段です。
複数の見積もりを取ること
引越しが急に決まってしまって時間がないという場合は仕方ありませんが、少し時間に余裕があるのならば、必ず複数の業者から見積もりは取りましょう。
私の経験上の話ですが、同じ内容のプラン・日付であっても、ビックリする位、提示される金額は異なります。また、別の業者の見積り額を提示するだけで、それを簡単に下回る金額を提示していただけることも珍しくありません。一社だけで見積もりを取ってすぐに決めることだけは避けた方がよいでしょう。